ライフスタイル 解説

ゲーミングPCには水冷?空冷?メリット,デメリットをまとめてみた

とーや

こんにちは、とーやです!

ゲーミングPCの冷却方法には、水冷と空冷の2つの選択肢があります。

今回は、水冷と空冷のメリットとデメリットをまとめていきます。

この記事の内容

  • 空冷のメリット,デメリット
  • 水冷のメリット,デメリット
  • 各々選び方のポイント
とーや

この記事は大まかに分けて3つの構成で作成しています!

冷却方法 空冷

とーや

まずは主流の冷却方式である「空冷」から解説します!

空冷の仕組み

空冷は、ゲーミングPCを冷却するために空気を利用する方法です。

一般的に、冷却ファンとヒートシンクで構成されています。

冷却ファンはケース内の空気を循環させ、ヒートシンクに取り付けられた冷却フィンを通して熱を放散する。

ヒートシンクは金属製の部品で、熱を効率的に吸収して広範囲に分散させる役割。

メリット

  • 比較的低コストで入手可能。冷却ファンとヒートシンクは一般的なPCパーツである為、揃えやすい。
  • 比較的シンプルな構造で、設置やメンテナンスが容易に行える。
  • 一般的なゲーミングPCでは空冷で十分な冷却効果が得られます。

デメリット

  • 空冷はファンが必要な為、高速で回すと騒音につながります。
  • 水冷に比べると冷却機能が劣る為、高性能なパーツを使用している場合十分な冷却ができない可能性があります。
  • 空冷は冷却構造上、ケース内にエアフロ―ができる状態にしておかないと効果が減少します。その為、PCケース等が大型になりやすい傾向があります。

空冷のまとめ

メリット

  • 低コスト
  • シンプルな構造,メンテナンスが容易
  • 十分な冷却性能

デメリット

  • 騒音問題
  • 冷却性能の限界
  • ケースの大きさ
とーや

メンテナンスが容易なのは魅力的!

構造がシンプルな為、清掃がしやすく初心者には空冷がおすすめ

冷却方法 水冷

とーや

続いて「水冷」について解説していきます!

水冷の仕組み

水冷は、ゲーミングPCを冷却するために水を利用する冷却方法です。

一般的に、冷却ブロック、ポンプ、ラジエーター、そしてチューブで構成されています。

冷却ブロックは、CPUやGPUなどの熱源に取り付けられ、熱を吸収。ブロックには水を通すチャンネルがあり、熱が水によって吸収される仕組み。

ポンプは水を循環させる役割。水はポンプによって冷却ブロックに送り込まれ、熱を吸収した後、ラジエーターへと送る。

ラジエーターは冷却された水の熱を放散するための部品。冷却ファンが取り付けられたフィンとチューブからなり、熱が放散されることで水の温度が下げる。

メリット

  • 熱伝導率が高く、空冷に比べてより効果的な冷却が可能です。水を使い熱を吸収するので効率的。
  • 冷却ファンが直接CPUやGPUに取り付けられていない為、騒音が少なくなる。水冷のポンプが唯一の騒音源であるが、一般的には静音設計が施されている。
  • 高い冷却能力を持つため、CPUやGPUをより高いクロック速度で動作させるオーバークロックが可能になります。

デメリット

  • 空冷に比べてコストが高い傾向がある。
  • 空冷に比べて複雑な構造を持ち、設置やメンテナンスが空冷に比べ手間がかかる。
  • パイプや接続部分において漏水のリスクが存在します。

水冷のまとめ

メリット

  • 空冷よりも冷却性能が良い
  • 騒音が少ない
  • 冷却性能が良い為、高性能なパーツやオーバークロックも可能

デメリット

  • 高コスト
  • 専門的な知識と技術が必要
  • 漏水のリスク
とーや

水冷といえばやはり冷却性能の良さが魅力的!

普段から高性能なパーツを高負荷,長時間使用するのであれば水冷がおすすめ

空冷と水冷を比較

とーや

各々のメリット,デメリットがわかったところで比較表をみてみましょう!

比較表

冷却方式   空冷      水冷   
コスト
冷却効率
騒音×
メンテナンス容易度×
リスク
表の見方 〇 > △ > ×

総合的に評価するのであれば「空冷」の方がおすすめ

まとめ

今回はゲーミングPCには水冷か空冷 各々のメリット,デメリットをまとめてみました。

空冷か水冷を選ぶ際のポイントを解説としてこの記事は終わりにしようと思います。

空冷がおすすめな人

ポイント

  • 予算に限りがある
  • 専門的な知識が少なくトラブルのリスクを減らしたい
  • ある程度の騒音は気にしない

水冷がおすすめな人

ポイント

  • 予算が十分に確保できている
  • 専門的な知識があり対応できる
  • 高性能なパーツ(主にCPU,GPU)を使用する

-ライフスタイル, 解説